サーチコンソールにホームぺージやブログを登録したけど、インデックス登録されなくて困っていませんか?
Web制作会社で実務経験を積み、現在は個人でWeb制作を行っているオオヤマです。
フリーランスとして活動するうえで、ポートフォリオサイトと呼ばれる実績を掲載するホームぺージが必要となってきます。
お客様から見ても、これまでの実績があると、技術の面で安心ですよね。
そんなポートフォリオサイトを制作していて、ふと疑問に感じることがありました。
世の中にはWebサイト制作やデザイナーなど、多くのフリーランスが活動しているにもかかわらず、グーグルで「Web制作 フリーランス」と調べてもそういった方のポートフォリオサイトはほとんど表示されることはありません。
その原因はどうやら、グーグルのアルゴリズムによるものでした。
クローラーが来てるけどインデックス登録されない原因
サーチコンソールにて、僕のポートフォリオサイトがインデックス登録されているのか確認してみたところ
クロール済み – インデックス未登録: ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。
今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。
この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。
上記のような表示がでてきました。
どうやら僕のポートフォリオサイトは登録されていなかったようです。
ポートフォリオサイトを制作して一カ月程経った頃だったので、登録されていないのはおかしい。
ドメインも一年ほど前に契約したものを使用していたので、問題ないはず。
調べてみたところ、「クロールはしているがインデックス登録はしていない」という文字通りの状態のようです。
こうなる原因としては、主にコンテンツの質が悪いと判断された場合に表示されます。
品質ガイドラインによれば、以下のようなページが該当するとされています。
コンテンツの自動生成
内容の薄いアフィリエイト ページ
無断複製されたコンテンツ
誘導ページ
これらをまとめると、「独自性」と「内容の濃さ」が品質の判断基準になります。
解決策としては、文章量やコンテンツを増やし、ユーザーの疑問に答えられる内容を掲載していく必要があります。
僕のポートフォリオサイトでは、発信活動の一環としてブログを掲載しています。
サーチコンソールで最初に調べたときは、ブログでの発信活動は行っておらず、実績のみを掲載していました。
しかし、ブログのコンテンツが増え始めた頃に再度調べてみたところ、インデックス登録がされていました。
フリーランスとして活動している人が多いのにポートフォリオサイトを検索で見かけることが少ないのは、これが原因だったようです。
URL検査で出るエラー
ポートフォリオサイトでブログの発信活動を始めて気になるのは、しっかりとインデックス登録されているのかということです。
ブログを始めていなかった頃は登録されていなかったので、記事を更新する度に、サーチコンソールでURLの検査を行っていました。
8記事目を投稿した後に、いつもなら
クロール済み – インデックス未登録: ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。
今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。
と表示されるはずが、
「URLはグーグルに登録できますが、問題があります」
に変わっていました。
これは一歩前進か!?
登録できますが、問題がありますということはまだ登録できていないのかと思い、色々と調べてみました。
どうやらモバイルユーザビリティに原因があるそうです。
コンテンツの幅が画面の幅を超えています
このレポートには、ページ上の語句や画像を表示するために水平スクロールを必要とするページが示されます。
このエラーは、ページの CSS 宣言で絶対値を使用している場合や、ページの画像が特定のブラウザ幅(980px など)で最適に表示されるように設計されている場合に発生します。
クリックできる要素同士が近すぎます
このレポートには、ボタンやナビゲーション リンクなどのタップ要素同士が近すぎるために、モバイル ユーザーが隣接する要素をタップせずに指を使って目的の要素をタップすることが容易にできないサイトの URL が示されます。
これらのエラーを修正するには、ボタンやナビゲーション リンクのサイズやスペースをモバイル ユーザーに適するように正しく設定します。
スマホで操作する人にとっては、水平スクロールが必要だったり、タップする文字やバナーが近いと、確かに不便ですね。
そこを直すべきなのはわかりました。
しかし、サイトの構造的にはそこまで近いわけでもなく、ごく普通の一般的なサイトのレイアウトだったので、疑問に感じてさらに調べてみました。
ちなみに、Web制作会社で働いていたので、デザインやレイアウトなどのそこらへんの知識は確実です。
コンソールのタイムラグの可能性
どうやらGoogle側のタイムラグ説があるようです。
新しいSearch ConsoleのインデックスカバレッジレポートやURL検査ツールの検査結果は、
実際のインデックス状況とタイムラグが存在するようです。
ですので、Google検索で実際のURLが表示されているのかを確認するのが
1番確実性が高いと考えられます。
ただし、Google検索で確認する際は、site: より info: で該当のURLに対して検索された方がよいかと思います。
ということで、夜にこの現象の調査を行い、翌朝サーチコンソールにて調べてみると
しっかりと登録されていました。
問題があります表示はタイムラグの影響も十分に考えられるので、あれこれいじるよりも少し様子を見たほうが良いかもしれません。
登録されてすごく嬉しかったのと、他にもこのようなお悩みを抱えている人がいるかもしれないと思い、記事を作成しました。
この記事が少しでも参考になれれば幸いです。