「ランディングページ(LP)制作を依頼したいけど、相場が分からない…」
「どこにランディングページ(LP)制作を依頼すべきだろうか?」
これから商材を広く宣伝するためのランディングページ(LP)制作を考えている方であれば、このような悩みをお持ちではないでしょうか?
本記事では
・ランディングページ(LP)制作を個人に依頼する際の注意点
・ランディングページ(LP)の費用相場・制作期間
と言った、ランディングページ(LP)制作をフリーランスに依頼する際の注意点や費用相場についてわかりやすく解説していきます。
良いフリーランスの見極め方・フリーランスに依頼する際の注意点
最低限の素性を把握できない
本人のWEBサイト、SNS、ブログなど、どのような形でも良いので、最低限の素性を確認することが大切です。
性別や年齢、スキル、得意分野などが分かると良く、これまでの仕事の経歴なども把握できると良いです。
経歴の中で、制作会社での実務経験がある場合は、信頼度が高いです。
実務経験のないフリーランスは正しいコードが書けないことが多く、見た目が粗雑になるばかりか、検索エンジン(Googleやyahoo)で検索したときに上位表示されなくなってしまいます。
結果、ホームページ最大のメリットである集客効果が発揮できない可能性があります。
メールやチャットの返信が遅い(もしくはしない)
ホームぺージ制作を依頼する場合、制作進行中のやり取りの多くがメールやチャットツールになります。
レスポンスが悪かったりメールの内容がいい加減な場合、比例するように制作の質もよくないことが多いです。
自分の市場価値と能力を過信している
フリーランスにはプロ意識が必要ですが、プロ意識と自信過剰を混同させないことが大切です。
たとえば継続的に付き合いがあるクライアントだったらまだしも、取引して間もないクライアントに対して、あまりに強気の単価交渉をしてくる方は要注意です。
制作物のクオリティが著しく低い
フリーランスとして活動している場合、ポートフォリオ(これまでの自分の実績を掲載しているサイト)が必ずあります。
その作品集を見て、これまでどのような案件や作品を制作したのかを見ることで、相手の技術や知識を知ることができます。
クライアント側の依頼したいものに近い作品を持っていれば、イメージの共有も効率的に行えるため重要です。
その際、どの範囲を担当したのかの確認を怠ってはなりません。
デザインからコーディングまで担当しているのか、実装されている機能も一貫して行っているのかなど、確認しておかないとミスマッチの原因となってしまうので注意が必要です。
デザインは外注してコーディングのみ行っている方もいるので、しっかりと確認しておきましょう。
自社と似た業界での実績があるか
どのLPも一様に同じデザインにすれば良いものではなく、どの業界のLPなのか、LPにどこまでを求めるのか、それに対しての予算はどのくらいなのかなどによって仕上がるものは大きく変わります。
そのため、自社の業界と似た業界で「どのくらいの実績や成果があるのか」がとても大切です。
なお、実績は分かりやすい数字だけで判断せず、トータルの実績数よりも自社と似た業界での実績数を調べるようにしましょう。
自社と似た業界での実績があれば効果も期待できますし、すでに同業界におけるノウハウが蓄積されているので、よりスピーディに進められます。
ビジネスマナーが欠如しすぎている
フリーランスにもいろいろなタイプの人がいます。
・会社員から独立してフリーランスになった人(同業種・異業種)
・学校卒業後、そのまま就職せずフリーランスになった人
・ほぼニート的な人
このうち、とくに会社員経験がない方は、納期を守ることの重要性や、万が一納期に間に合わない場合の対応が良くない人もいます。
質問内容があいまいな割に、質問ばかり
最後に挙げるのは、「質問の仕方がよろしくない」という特徴です。
これだとざっくりしていますが、たとえば「すでに説明した(依頼内容に書いてある)ことを聞く」「自分で考えないで、とりあえず聞く」フリーランスです。
こういう方は、依頼者に対しても専門用語を用いて話したりする可能性も高いので、意思の疎通がスムーズにいかないケースもあるため注意が必要となります。
自社サービスを十分理解してくれるか
LP制作では、外注先が「どのくらい自社の商品やサービスを理解しているのか」という点は重要なポイントです。
商品だけではなく、自社の理念や経営方針までしっかりと理解してくれて共感してくれる相手と仕事をすることで、齟齬なくスムーズに仕事が進められるはずです。
LPO対策まで行っているか
LPの多くは、最初に完成した状態では十分に成果があげられないことが少なくありません。
いったん完成したあとでも、目に見える成果のためには完成後の修正や調整は続けていくことが大切です。
完成したらそれで終わりではなく、制作後のランディングページ最適化(LPO)の施策が含まれているかどうかを事前に確認しておきましょう。
追加サービスに対応できるか
ランディングページの作成依頼には、問題が発生した時のアフターフォローまで対応する契約もあります。
金額によって追加できるサービスが違うのはもちろんですが、そもそもLPの作成のみしか受けていないフリーランスもいます。
フリーランスと契約する際は、LP作成までを依頼するのか追加サービスまで依頼するのかを契約書を交わす段階でしっかりと取り決めてください。
LP制作の費用相場
20~30万前後の費用が多いです。
ただ、中には10万以下の案件や、60万以上の案件など上下で費用の幅がかなりあります。
理由としては、
・作業量によって金額が変動する
・依頼するフリーランスによって設定金額が異なる
これら2つの理由が挙げられます
作業量によって金額が変動する
掲載したい内容が多ければ多いほど、デザインやコーディングにかかる時間は多くなるため、その分費用単価が上がります。
その他にも、素材はどちらで用意するのかなど細かい部分でも費用が変わってくるため、金額の差が大きくなります。
依頼するフリーランス・制作会社によって設定金額が異なる
依頼先によっても金額が変わってきます。
駆け出しの実績があまりないフリーランスであれば、実績がないため低価格で引き受けてくれる場合が多いです。
実績がある人気のフリーランスであれば、その分費用が高くる傾向があります。
制作会社であれば、ある程度の品質が保証される可能性は高いですが、フリーランスと比べて、費用が高くなります。
LP制作費用相場早見表
目的 | 相場 | 発注先 |
---|---|---|
とにかく格安なLPが必要 | 10万円以下 | フリーランス |
多少デザインにこだわったLPを作りたい | 10~30万円 | フリーランス 中小規模の制作会社 |
構成やコンテンツにもこだわってしっかりLPを制作したい | 30~60万円 | 中小規模の制作会社 |
LPを使ったWebマーケティングに本格的に取り組みたい | 60万円以上 | 中小規模の制作会社 大手制作会社 |
フリーランスに依頼するためには
SNS
Twitterのユーザー検索機能などを使うことで、フリーランスの制作者を見つけることができます。
「Web制作 フリーランス」や「webデザイナー フリーランス」などの検索ワードがおすすめです。
また、企業人・フリーランス問わず、有名なWebデザイナーや制作者の周りには優秀なフリーランスが集まります。
有力者がフォローしているアカウントから探していくことで、信頼できるフリーランスが見つかっていく可能性もあります。
クラウドソーシング
クラウドワークス/ランサーズなどのクラウドソーシングは個人や法人を問わず、インターネット上で業務委託の受発注ができるマッチングサイトです。
フリーランスとして登録している人物にこちら側から依頼するか、募集内容を掲載して制作希望者を募るかという2つの方法があります。
ネットを介したクラウドソーシングは長年サービスを続けているので、システム面では信頼性があります。
ポートフォリオと呼ばれるこれまでの実績を掲載している方がほとんどなのでよく確認しましょう。
依頼する際には、実績をよく確認し信頼のおける人かどうか見極める必要があります。
ココナラ
ココナラは個人のスキルを気軽に売買できるスキルマーケットです。
制作依頼の方法はクラウドワークスやランサーズと同様で、こちら側からフリーランスに制作を依頼するか、募集内容を掲載して制作希望者を募るかの2つとなっています。
ランディングページ(LP)をフリーランスに依頼した際の費用相場 まとめ
LP制作の相場は、制作の依頼先をどうするのかで大きく変わってきます。
自社で制作するノウハウがない、しっかりとした成果を出したいなどのケースでは、制作会社やフリーランスに依頼することがおすすめです。
その際、LPを作る目的に合った技術を持っているのか、同じ業界での実績はどうなのかというポイントを確認し、自社に合う依頼先を探してみましょう。