普段からペットショップに行く人なら、そのお店がどんな雰囲気なのかが分かりますが、これからペットを飼おうとしている人はその限りではありません。
近所にペットショップがいくつかあっても、それぞれのペットショップの違いを思いつく人は少ないと思います。
そこで、ホームページを開設して、お店の認知度を高めたり、他店との差別化を図ることで、見込み客を増やすことが大事になってきます。
PCやスマホで情報を検索することが当たり前となっている現在、ホームページを持っていることで、見込み客との接点を持つことができ、受注に繋げることも可能です。
その他にも、営業コストの削減や自社の思いを伝えることなど、ペットショップにとってホームページは大切な役割を果たします。
本記事では
・ペットショップにおけるホームぺージの必要性
・ホームぺージをもつことのメリット
・サイト制作時の掲載する情報と抑えておくポイント
と言った内容についてわかりやすく解説していきます。
ホームぺージの必要性
お客様にとって、ペットショップのホームぺージは、店舗の詳しい情報を得る重要な情報源です。
ペットショップのホームページの大きな目的で考えられるのは「情報発信」でしょう。
・会社情報
・コンセプト
・サービス紹介
・スタッフ紹介
・ペットの紹介
・購入の流れ
・お知らせ・ブログ
・採用情報
などの情報発信が考えられますよね。
これらをホームページ上で発信することで、より自社を身近に感じてもらえたり、依頼主の窓口となることで、自社への集客や採用活動にも繋げることができるという目的の達成に利用できます。
集客はホームぺージがあってこそ
ペットショップのホームページは、店舗を知ってもらうための窓口となる場所です。
足を運んでもらいたいと考えるのであれば、まずはホームページで自社の雰囲気やスタッフ紹介、動物たちの紹介を行うようにしましょう。
ペットショップにホームページが必要な理由は2つあります。
・まだ自店を知らない多くの方に知ってもらうことができる
・ほかのメディア施策と組み合わせれば、集客力アップが期待できる
確かにホームページは作成してからも長期的な運用が大切ですが、こまめに運営していくことで、効率的に集客をすることが可能です。
新規ユーザーに訴求できるホームページを作成し、そこへ誘導するリスティング広告やSNS、チラシなどと組み合わせることではじめて集客効果が期待できるのです。
ホームページは、メディア施策の最終目的地です。
逆にいえば、ホームページがないまま宣伝を打っても、集客効果を最大限発揮することは難しいでしょう。
地域密着型がメインだから
ペットショップの特徴の1つとして「地域密着型になっている」という点が挙げられます。
なぜなら、両生類や観賞魚、昆虫類などを除いてペットは原則として対面販売が義務付けられているため、ペットの購入を検討しているユーザーは実際に店舗まで足を運ぶ必要があります。
したがって、「〇〇(地域名)+ペットショップ」のキーワードで検索を行い、検索上位に表示されるホームページが集客に効果的でしょう。
ペットショップ業界に限った話ではありませんが、現代ではほとんどの企業がホームページ・ウェブサイトを作成しています。
検索エンジンで表示されない企業は、顧客獲得の機会を大きく失っていると言えるでしょう。
特にペットショップは、限られた地域の中で集客をしなければなりません。
市場としては大きいですが、インターネットで見つからないと、かなりの不利なのは今更説明するまでもないでしょう。
検索で得られる情報から自社を知り、魅力があると判断されることで、ようやくご購入へつながるのです。
つまり、ネットで検索して見つけてもらうことは最低限のラインだと言えます。
また自社のホームページやウェブサイトだけでなく、Googleマイビジネスや各種のローカル向けポータルサイト、ペットショップの比較サイトの口コミなども集客効果が期待できます。
そのため、ホームページの作成は最低限と考え、インターネット上での自社の評判・口コミのチェックも欠かさず行うようにしましょう。
もし評判が悪い場合、憤慨せずにまずは向き合い、改善を行ってより良い評判を集める努力も不可欠です。
利用者に対して、積極的に口コミの投稿をお願いしてみるのも効果的かもしれません。
リスティング広告と一緒にサイト運用を行うこともありますが、長期的に「〇〇(地域名) ペットショップ」「〇〇(地域名) トリミング」などのキーワードで、上位表示されるホームページを制作することをおすすめします。
ホームぺージがあることのメリット
集客率UPにつながる
インターネット普及率を見て分かる通り、80%以上の人がインターネットを利用して、ホームページを閲覧しています。
ペットショップに限った話ではありませんが、現代ではほとんどの企業でホームページ・ウェブサイトを作成しています。
多くの方は、常にインターネット上でホームページをチェックしているのです。
例えば、会社名を知らなくてもグーグルなどの検索エンジンで「地域名」+「ペットショップ」と検索したときに、自社のホームページが表示されることで会社の名前や存在を知ってもらえる可能性が高まります。
具体的な会社名まで把握しているクライアントの方ばかりではないのでインターネットで調べる方がほとんどです。
そのような会社の名前を知らない方へ自社の存在を認知させることができるのは、利用者獲得の観点からも大きなメリットになります。
SNSと連動して集客をすれば、投稿を気に入ったユーザーがそのままホームページに訪ねてくることもあります。
誰でも見ることができるので、ホームページが洗練されていないと新規顧客も見向きしてくれません。
新規顧客の集客率があまり思わしくないという場合は、ホームページの改善でお悩みが解決されることも期待できます。
ペットショップではホームページを制作して、多くの人にインターネットを介してホームページを見てもらい、興味を持ってもらえば契約につなげることができるのです。
他社との差別化に有効
ペットショップはコロナの影響による在宅時間の増加により特に需要が高まっており、全国的に数多くのペットショップが急増しています。
今後も続々とライバル業者が参入していくことが予想されるため、さらに競争が激しくなる可能性も。
そのため、他社との差別化を図ることが重要です。
自社の強みや魅力をアピールできる、「ホームページ制作・運用を行う」方法を導入するといいでしょう。
例えば、自身が「ペットを購入したい」と仮定します。
インターネットで関連情報をリサーチするなかで、複数のペットショップサイトを比較する場合、より魅力的に感じるホームページはどちらでしょうか?
A.動物ごとに写真や説明が詳細に掲載されており、シンプルで分かりやすい。自社のコンセプト・強みが一目で理解しやすく、「ページを読んでいて負担がかからない」と感じた。
B.写真や内容の説明は理解できるものの、ポイントが絞られておらず読みにくい。他社サイトと比較したところ、突出した強みも感じられず、メリットなども相違がないように感じた。
おそらく、ほとんどの方がAと答えるのではないでしょうか。
ペットショップに足を運んだことがないユーザーだと、「どの店舗を選べばいいのか分からない」と不安になってしまうことも多く、結果的に「安い価格の店舗にしよう」と値段だけで判断するケースも目立っているそうです。
そのため、ホームページ上で他社と違う魅力を打ち出すことができれば、自社がユーザーの印象に残りやすくなります。
自社の価格設定が他社より高かったとしても、「この企業の方が安心感がある」とユーザーが思えば、そのまま来店につながる可能性があがるでしょう。
信頼度が高まる
ホームページが店舗の雰囲気をよく表していると、自社に寄せる信頼度が高まります。
ホームページは依頼主からのお問い合わせの窓口としての役割も持っています。
SNSやチラシでのみ最新情報を更新するのではなく、ホームページと併せて活用することが理想と言えるでしょう。
お客様にとっては、求めている情報や価値のある情報がホームページにあると安心を得られやすいのです。
とくにペットの購入を考えている場合は、お客様自身も大きな不安を抱えているため、ホームページからの情報提供は必須です。
・怪しい店舗ではないか
・どんな雰囲気なのか
・購入するにあたって信頼のおける相手か
・動物たちに対して愛情をもって接しているか
・自分(購入者)との相性は問題なさそうか
そんな不安を取り除けるコンテンツを、ホームページに用意しましょう。
ホームページは購入者の不安をとりのぞき、「安心感」を与えるのに適したツールです。
無料で持てるブログと違い、ホームページを開設するのは少し大変なため、持っているというだけでも効果的です。
自分で技術や知識があれば良いですが、そうでなければホームページは、多少なりともお金や時間をかけて開設する必要があります。
その大変さはお客様もご存じです。
だからこそ、「ホームページを持っている=ホームページにお金や時間をかけられる余裕があるきちんとしたところ」というイメージを持ってくれます。
もちろんある程度綺麗なデザインで、最低限のコンテンツが揃っていることが前提です。
でもそれさえクリアできていれば、ホームぺージを持っているだけでも、依頼主に対して「安心感」「信頼感」を与えられます。
ぜひ自社の魅力を十分に引き出せるホームページの作成を検討してみてください。
ペットの総合的な情報サイトとしての側面もある
ペットショップ向けホームページはブランディングや取り扱い生体の周知だけでなく、ペットに関する総合的な情報サイトとしての側面を持っています。
たとえばペットを飼っているユーザーや購入を検討しているユーザーに向けた初歩的な飼育法のノウハウを紹介することで、飼い方を調べてサイトを訪れたユーザーを顧客として取り込む効果が期待できます。
掲載する情報がユーザーにとって有益であればあるほどより多くのユーザーを取り込むことができるので、ホームページを制作する際は情報サイトとしての役割を意識しながら設計してください。
営業コストの削減
営業コストを削減できるのも、ペットショップがホームページを使うことのメリットです。
基本的には、ホームページから見込み客を獲得し、SNSやメールによって営業して「自社の顧客」へと育てていきます。
見込み客を獲得する手間がないので、営業コストを削減できるわけです。
もし、ホームページがなかったら、「見込み客を獲得する」ことから力を入れなくてはなりません。
もし見込み客を獲得できなければ、お客様の口コミ、チラシの配布やWeb広告を通じて、見込み客を獲得し、さらに顧客へと育てなくてはならず、営業にかかるリソースは非常に大きくなってしまうでしょう。
また、ホームページは365日、24時間稼働しているので、会社が休日のときにも、ホームページが営業活動してくれます。
お問い合わせフォームがあれば、休日に問い合わせがあった内容も、営業日に確認することができるでしょう。
会社としての信頼が上がる・交流のキッカケになる
ホームページを持つことで、お客様はどんなペットショップなのかを把握することができます。
逆にホームページがない事は、名刺や看板がないようなものなのです。
ホームページから自社へお問い合わせできるフォームがあると、お客様側からいつでもお問い合わせできて安心できます。
初めての購入であれば、疑問を持つことも多いはずです。
ペットショップに限った話ではありませんが、ホームページをしっかりと運用し情報発信を続けることは信頼向上に繋がります。
また、質の高い情報発信を続けることでサイトとしての価値も高まりますし、サイトを訪れる人も増えて交流のキッカケにもなることもあります。
ホームページを正しく適切に運用することでイメージ向上になる部分もありますので、ペットショップのホームページも実際の会社運営と同様に真摯に向き合えば信頼性を高める効果を発揮します。
情報量や内容にほぼ制限がなく、独自の情報を出せる
店舗独自のホームページでは情報量・内容に制限がありません。
そのため、ホームページを持つことで見込み客に、より自社の魅力や詳細情報を伝えることが可能になります。
店舗の雰囲気や動物たちの紹介など、自分の納得のいく動物たちに会いに行きたいという願望が強いほど、お客様はより詳細の情報を欲しがります。
その際にホームページを持っているか、いないか、ホームページの運用をしっかりと行っているか、いないかでは雲泥の差です。
自社のこだわりをホームページであれば、画像や動画など使ってより魅力を伝えることが可能です。
競合他社の中から自分のお店を選んでもらうためにホームページは効果を発揮します。
採用への効果
不特定多数が見ることができるホームページは、求人情報も掲載しておくとより良い効果が生まれます。
緊急的に必要になった時などは、人材紹介会社などに依頼するなどして、費用をかけて採用する事もあるかもしれませんが、「良い人がいたら、働きたいと思ってくれる人がいたら採用したいな。」といった緩い採用希望の場合、費用を投じてまで採用に力を入れるかというとそういう事は行われません。
しかし、ホームページを持っていれば、採用ページを作って公開をする事ができます。
また、ホームページがない場合、採用の簡単な問い合わせをしたいとなった時、会社に直接電話をするか、直接お伺いして話をするかという2択になりハードルが非常に高いです。
ホームページに採用情報を載せておくことで、問い合わせる側も、フォームやメールなどで問い合わせができるため、心理的ハードルも低くなります。
ホームページを持つという事はお客様へ伝えるだけでなく、一緒に働くスタッフへも働きかける事ができるのです。
求人誌への広告費用のカットにもなるため、メリットといえるでしょう。
サイト作成時に掲載する情報
ペットショップのホームページに多く見られるページは以下の12項目です。
・ホーム(トップページ)
・店舗情報
・各種サービス・料金
・お客様の声
・スタッフ紹介
・ペット紹介
・購入の流れ
・お知らせ
・ブログ
・よくあるご質問
・採用情報
・お問い合わせ
トップページ
トップページは、Webサイト全体の入口にあたる重要なページです。
トップページは訪れたユーザーにどのようなWebサイトか、誰のためのWebサイトなのか、Webサイト内で得られる情報は何かを伝える役割を持っています。
トップページに掲載した情報は、ユーザーの興味や関心を引くと同時に離脱を引き起こす可能性があるため、トップページをしっかりと作り込むことが重要です。
トップページは、ユーザーが必要とする情報へ案内するためのページです。
トップページを設けることで、ユーザーが求める情報を詳細に解説しているページへスムーズに誘導できます。
必要な情報へスピーディーに誘導できれば、ユーザーの離脱を防げます。
メインビジュアル
メインビジュアルとは、主にホームページのトップにあるイメージ画像のことです。
ホームページを開いた瞬間に、最初に目に付くことから「ファーストビュー」と呼ばれることもあります。
メッセージ性のあるキャッチコピーが掲載されていたり、直感で「これは何のホームページなのか?」イメージすることができます。
ほかにも企業名やロゴマーク、サービスの説明なども掲載されています。
店舗情報・コンセプト
ホームページは、インターネット上におけるお店の名刺ともいえます。
住所や電話番号、営業時間など会社の基本情報は、もれがないように注意しましょう。
そのうえで、自社の雰囲気や他社との違い、コンセプトを紹介していくと良いです。
ホームページを見る人に、店舗としてのこだわりがしっかり伝わるようにすることがポイントです。
コンセプトとは「概念」という意味ですが、ホームページを作る際のコンセプトとは「目的を達成するためにどのような切り口・魅せ方をするか」という事です。
コンセプトを最初に固めておくと後からブレる事がなくなり、ターゲットとするユーザーに情報が届きやすくなります。
ペルソナ(ターゲット像)の決め方
ターゲットを決める方法として、もっとも手軽なのは、自社のお客様になってくださっている方の中で、「こういう人をお客様としてもっと増やしたい!」 「こういう人にホームページを見てほしい!」と思うような人物を一人思い浮かべることです。
そして、その人物の年齢や家族構成、仕事や考え方などをメモに書き出してみてください。
ペルソナが定まったら、その人が共感してくれるコンセプトを決めましょう!
お客様の声
実際にペットショップに足を運んでいるお客様の声もまた優れたホームページを完成させる上で欠かすことのできない重要なコンテンツです。
利用者の声を載せるという行為は、自社のリアルな評価を提示することができます。
可能であればお客様の年齢やご職業をアンケートで集計し、ホームページで公開することの許可を頂きましょう。
さまざまなコンテンツのなかでも「お客さまの声」は、最強コンテンツ、あるいはキラーコンテンツと呼ばれています。
そう呼ばれている理由は、それを載せるだけで、集客力をアップさせる効果があるからです。
メリット
・企業や店舗の信頼感を増すことができる
・自慢感や押し付けがましい印象を解消できる
・人気商品であることをアピールできる
・見込み客に対し効果的にベネフィットを提示できる
・顧客との距離感を縮め不安感を取り除く
成果を挙げている企業のホームページでは、手間暇をかけて、この「お客さまの声」を集めて掲載しています。
スタッフ紹介
企業のホームページやサービス集客用のホームページでは、必須のコンテンツだと考えられます。
対面の世界とは異なり、ネットの世界ではお客さまと直接顔を合わせるわけではありません。
お客様は直接会ったこともない方を信用して、お問い合せやお申込みを行うことになります。
会ったこともない方や初めて名前を聞いた会社を最初から信用することは、なかなか難しいと言わざるをえません。
つまり、「顔の見えない」ネットの世界で、直接会ったこともないアクセス者から信頼感を得ることが、ホームページ作成では大きなポイントとなるわけです。
スタッフ紹介ページを作る最大の目的はアクセス者の信用を得ることなので、
・プロフィール(これまでの経歴、簡単なものでもよい)
・仕事・お客さまに対する想い
・仕事・サービスを始めたキッカケ
・ちょっとしたプライベートな話題(趣味やオフの様子など)
などの情報を書くことがお勧めです。
これからお客さんになるかもしれない方に、自己紹介する際にお話する内容をイメージしていただくと書きやすいでしょう。
実際の店舗に居るペット紹介
ペットショップのホームページを訪れるユーザーの大半が「どんなペットがいるのかな」という疑問を持っており、その疑問を一目で解決するためには店舗で取り扱っているペットの実際の写真を掲載することが有効です。
1枚だけでは柄やスタイル、健康状態を読み取ることが難しくなってしまうため、可能であればバストアップや全身写真など異なるアングルの写真を掲載しましょう。
サイト内にペットたちの動画を埋め込んでいるホームページも少なくないので、ペットの魅力をより的確に伝えたいのであれば併せて動画を埋め込んでみるのもおすすめです。
そのうえで、さらに重要となるのが、ペットショップのスタッフとお店のペットが接している動画や画像になります。
楽しそうに動物と接している姿を掲載することで、「愛情を持って育てられている」ということが伝わります。
これは、ただペットを紹介するだけの動画や画像よりも、さらにお客様にとって貴重なコンテンツです。
もちろんペットショップとして、今店内で販売しているペットの紹介や、「新入り」の紹介も大切になりますので、どちらも併せて掲載できると来店率を高められるでしょう。
また、店内スタッフの動物好きをアピールするために、スタッフが飼っているペットの紹介も、動物愛を伝えるためには有効です。
スタッフが飼っているワンちゃん、ネコちゃんの紹介ページなども、ホームページのコンテンツにしてみましょう。
購入の流れ
どのように契約を進めていくのかを掲載します。
また、購入するペットの種類ごとに流れを掲載することで、お客様に対し非常に分かりやすいページにもなります。
ご購入の案内や料金はペットショップのホームページにおいて欠かすことのできない重要なコンテンツですが、ただ掲載するだけでは効果的とはいえません。
ご購入の流れはイラストや写真を交えたフローチャート形式、料金メニューは表形式にするなど、見やすさと分かりやすさを心がけてコンテンツを制作してください。
またサービス内容や料金に限らず、サイトを訪れたユーザーが気にするであろうポイントや他社と比較されやすいコンテンツは特に力を入れて作りこむようにしましょう。
購入後のケア・サポートを記載
お客様は気に入ったペットを購入した後も、何かと不安を抱えているものです。
購入したペットショップに、不安や悩みを気軽に相談出来たら心強いはずです。
ホームページにはあらかじめ「購入後に困ったことや気になることがあれば相談してください」という趣旨のコンテンツを制作しておきましょう。
購入した後では、その後のケアやサポートがあるのかを聞くことをためらってしまうかもしれません。
それはペットにとっても望ましいことではないでしょう。
お客様は購入後も、コミュニケーションがとれるショップで購入したいと考えているはずです。
ショップにいたときの様子や生活リズム、食べていたフードや性格など、お客様に聞かれた際にすぐに応えられる体制が整っていることを伝えると良いでしょう。
ホームページに記載しておくことで、購入後のことを心配することがなくなり、安心してもらえるはずです。
来店時の対応だけでなく、電話やメールなどでも受け付けている場合は、その旨を記載しておきましょう。
遠方のお客様でも安心して来店してもらうことができます。
お知らせ
お知らせ機能やブログを設置し、定期的に更新しましょう。
年末年始の営業時間や臨時休業を知らせたいときはお知らせなどにもページを活用できます。
また、頻繁に更新していると「活気がある」「多くの人が利用している店舗で人気がある」というよい印象を与える効果もあります。
ブログ
集客効果を出すためには、ホームページは制作するだけではなく、制作後の運用が大事です。
例えば、ペットの飼育に関する役立つ知識をブログで発信し、Google検索にヒットするような記事を書けば、多くの人がブログからホームぺージへ流れるようになるので、ブログ自体が強力な集客ツールになります。
また、ブログで専門性を高めることでGoogleからの評価が高まるため、検索結果で上位に表示することができるSEO対策としても効果的です。
なおブログは、簡単に登録・利用できるブログサービスではなく、WordPressがおすすめです。
WordPressは無料ですが、余計な広告が入らずデザインも洗練されているので、高品質なブログになります。
よくあるご質問
メリット1:お客様満足度を高める
お客様が知りたい事、疑問におもう事に対して、前もって答え解決することで、親切・丁寧な会社だというプラスの印象を与え、ホームページに訪れたお客様の満足度を高めることができます。
また丁寧な説明で疑問点を解消できるページになっていれば、電話やメールで問い合わせをするための時間がなくなり、お客様にとっても、自社にとっても、必要のない時間の削減にも繋がります。
メリット2:製品やサービスの理解度を高める
サービスのメリットや他社との違いを、質問に答えるという形で載せることにより、自社の強みをよりアピールできます。
また自社の方針・考え方、契約内容やサービスの仕様・注意点を前もって伝えることで、契約時のミスマッチやクレームを防ぐことにも繋がります。
メリット3:ホームページの質を高める
そしてよくある質問ページは、当然文章が中心のページになり、また学習塾の契約内容に関する単語が自然と多く含まれるページになります。
そのためこういったページSEOにとって非常にプラスになります。
またページに載っている質問キーワードが、そのまま検索される可能性もあり、アクセス数アップにも繋がります。
採用情報
採用情報・求人情報では、
・募集要項
・希望職種
・応募資格
・採用フロー
・面接地
・応募フォーム
などを掲載します。
求職者が見たときに、どのような職種を募集していて、自身は該当するのか、併せて採用スケジュールもわかるように作成しましょう。
採用担当からのメッセージ
どのようなことを期待しているか、どのような信念を持って仕事に取り組んでほしいかなど、一緒に仕事をしていくうえでどのような人を求めているかなどを示します。
採用の流れ
採用するまでのフローや必要な書類、資格などを提示します。
よくある質問
新人研修の期間や内容、職場の雰囲気、残業・休日出勤に関する内容などを記載します。
休日出勤などもある場合、自社がペットショップとしてどのような形で仕事に取り組んでいるかを示したうえで、プライベートに対することも大切にしていることを伝えましょう。
その他
「社員インタビュー」や「先輩社員の一日」など仕事風景が目に見える情報記載、専用ページを設けることで、実際に働いた時のイメージが湧きます。
お問い合わせフォーム
住所・電話番号と関連して、顧客との接点を増やすためにお問い合わせフォームをサイト内に設置するのもおすすめです。
電話番号は営業時間中しか対応できませんが、お問い合わせフォームは24時間送ることができ、翌日以降に対応することもできます。
フォームを設置するメリットとしては、お客様が気軽に悩みを相談し、解決できるということです。
もしもお客様が悩みや不安を抱えていても、来店や電話で改まって聞くほどのことでない悩みだと思ってしまえば、不安や悩みはそのままになってしまいます。
メールなどの問い合わせフォームも、手軽に聞くことができるので直接聞くよりも利用しやすく不安を解消するためのハードルが下がることでしょう。
ショップにとっても様々な意見を目にすることで、お客様の意見を反映したより良い経営ができるメリットがあります。
サイト作成時に注意するポイント
ペットショップで大切に飼い、育てていることを伝える
スタッフが、どのようなスタンスでペットに接しているのかは、ペットショップを選ぶうえで一番見られる部分です。
実際に来店しないと見えない部分もありますが、ホームページ上で、こういった部分をアピールすることは、非常に重要になります。
スタッフがペットと接している動画や写真を掲載したり、毎日の健康状態チェックの様子を掲載するなどして、お客様の不安を解消できれば、来店につなげることができるでしょう。
また、衛生面も良いペットショップかどうかを判断する大事なポイントです。
子犬や子猫が入っているゲージの清掃や、トイレの掃除なども、お客様にとって大切な情報となります。
また、ホームページに掲載されているワンちゃんに、目やにがたくさんついて固まっていたりしたら、お客様はとても残念な気持ちになってしまいます。
来店の期待ができないどころか、お客様離れにもつながります。
動物を扱う上で「衛生的なお手入れ」は当たり前のことですが、残念ながら不衛生なペットショップも見受けられます。
ホームページを訪れてくれたお客様に安心してもらうためにも、「衛生面に気を配り、大切に飼育している」ことを、しっかり伝えるようにしましょう。
初めてペットを飼うお客様に対しての説明をホームページで行う
初めてペットを飼う際は、わからないことや不安なことがたくさんあります。
飼いたい気持ちがあってもなかなか行動に移せなかったり、飼うことに躊躇したりしてしまいがちです。
「初めてペットを飼うお客様へ」という趣旨のコンテンツを制作し、ペットの飼い方や購入の流れなどをあらかじめ記載しておきましょう。
記載する際はペットを飼うメリットだけでなく、デメリットやリスクまできちんと記載することをおすすめします。
衝動買いを防げるだけでなく、ペットを迎える上での心構えができるでしょう。
例えばペットとして「子犬」を迎える場合、10~15年間ほど一緒に生活していくことになります。
環境や予算など犬を育てる条件は大丈夫か、誰が面倒を見るのか、犬の特性に理解はあるか、などを、お客様自身が把握することは大切です。
十分な説明はペット購入後のトラブルを防ぐ役割も担ってくれるでしょう。
ショップにとってもお客様にとっても、初めてペットを飼う場合は慎重になる必要があります。
ショップでの説明は当然ですが、伝え忘れを防いだりお客様の事前の不安を解消したりするためにも、大切で信頼のおけるコンテンツと言えるでしょう。
ペットの情報は種類から性別までとにかく詳細に掲載
ペット情報の紹介はペットショップ向けホームページのメインともいえる重要なコンテンツです。
ペット系ホームページは不動産の賃貸サイトなどを同じように詳細ページが命なので、ペットに関する情報は種類や価格をはじめ、性別や品種、出身地や誕生日など可能な限り細かく記載しましょう。
記載するべき情報としては上記の項目の他に平均寿命や最大全長、犬猫なら摂取ワクチンの種類や両親の画像などが挙げられます。
ユーザーの離脱率は詳細ページの魅せ方によって大きく変わってくるので、ペットの情報は特に力を入れて設計してください。
ペットショップへのアクセスは正確にわかりやすく
上でも述べたとおり一部の例外を除いてペットの売買は対面での販売が義務付けられているため、必然的にペットショップは実店舗でのサービスとなります。
そのため、ペットショップ向けホームページでは店舗までのマップやアクセス案内がとても重要です。
アクセス方法は1種類だけでなく、電車やバス、自動車など交通機関ごとに詳しく掲載しましょう。
また所要時間などの細かな配慮がユーザーの関心を左右するので、地図情報やアクセスの案内はユーザーの視点に立って丁寧に紹介することを心がけてください。
ペットを検索できる機能やシステムは必要不可欠
ペットショップ向けホームページのメインコンテンツがペット情報の紹介であることは前述のとおりです。
ホームページに掲載するペット情報が多ければ多いほど目当ての生体に関する情報を探し当てることが難しくなってしまうので、ペットショップ向けホームページには必ず検索システムを搭載しましょう。
動物の種類や品種はもちろん、年齢や性別などさまざまな項目で絞り込む機能が搭載されていると尚良いです。
ホームぺージ制作後の運用について
コンテンツマーケティング(ブログや動画など)
コンテンツマーケティングはペットショップと非常に相性の良いマーケティング施策です。
ペットショップ向けホームページではペットに関する情報を発信することが重要であり、コンテンツマーケティングは情報を発信するにあたって特に有効な手段のひとつだといえます。
たとえば「ブルドッグの飼い方のコツは?」など、ペット種別ごとのキーワードを拾いやすく、また網羅性も高めやすいので、ホームページの制作後はぜひコンテンツマーケティングを併せて実施してみてはいかがでしょうか。
毎日毎日ブログを書くことを続けて、おかげさまで今はしっかりと検索上位に出てきます。
最初は7ページくらいだったんですよ。
主人はよくネットで検索をして、順位を確認していましたね(笑)
検索で上位に上がってきてからも、作っていただいた方に連絡を取り、今後のブログはどのようにしたらいいのかを聞いたら、鳥の種類の次は鳥の色とかはどうでしょうかと提案をいただきました。
今はブログの頻度は週2回ほどになってしまいましたが、検索で上がることによって全国からお問い合わせも来ますし、皆さん楽しみにして待っていてくれています。
「近くに住んでいるのに、ここに鳥屋さんがあるなんて知らなかった」と言って来られる方もいらっしゃいます。
売上は今までの半分以上は上がりましたね。
コツコツとブログや動画などのコンテンツを増やしていくことで、高い集客効果が見込めます。
すぐに成果がでる施策でないため成果が出る前に辞めてしまう人がほとんどです。
長期的な視点でコツコツと積み上げていくことが大切です。
各種SNSとの連携
Webマーケティングの一環として、SNSを積極的に活用している会社が増えています。
なぜなら、LINE・Twitter・Facebook・Instagramなどを効果的に取り入れると、大きな集客効果が見込めるからです。
近年はスマートフォンが普及していることもあり、SNSを利用しているユーザーが多いです。特に若い世代を中心に支持されており、情報拡散力に優れたツールとして人気を集めています。
また、「SNSから簡単に動画・写真が見られる」など、ユーザーの心理的ハードルが低い面も特徴の一つです。
自社の特徴を気軽に知ってもらいやすく、宣伝効果も高いといえます。
ペットショップのホームページ制作においては、目立つ場所にSNSのアイコンを設置するなど自社のSNSアカウントに誘導できるようにするのがおすすめです。
そうすることで「実際の依頼や問い合わせなどの件数が増えた」というケースも多く見受けられます。
リスティング広告
ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される内容が変わるネット広告をリスティング広告と呼びます。
リスティング広告ではキーワードで絞り込むことによって、ターゲットとなるユーザーにピンポイントでマーケティングできます。
折込チラシの場合は地域の指定はできても「ペットを購入する意欲があるか」については特定できず、SNS関連の広告についても同様でペットショップへの興味関心レベルは指定出来ますが「購入する意欲があるか」は判別して広告を使い分けることはできません。
その点、リスティング広告であればペットショップを今その場で探している飼い主様に広告を配信できるため、来店数を増やしやすく結果的にパフォーマンスが高くなる傾向があります。
SEO対策
SEO対策はホームページを運用する上で欠かすことのできないとても重要度の高い施策だといえます。
ペットショップ向けホームページであれば、たとえば「○○市 ペット名(チワワなど)」などエリアと動物種で絞り込んで対策をおこなうと効果的です。
商品ページをしっかりと作り込むことで地名と動物種を網羅できる可能性が高くなるので、商品ページではペットの情報を詳細に掲載するように心がけてください。
ホームぺージを作成するなら
ホームぺージ制作を依頼する際に、フリーランスの方にお願いして安く作るか、せっかくなら制作会社に依頼してしっかりとしたものを作るかでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
制作したいWebサイトの内容・仕様や、制作会社またはフリーランスとの繋がり方・関係にもよりますが、無難なのはWeb制作会社です。
一方でフリーランスは信頼できる人材の発掘が困難ではあるものの、繋がることができれば、コミュニケーションの取りやすさや柔軟な対応、価格の安さなど制作会社を上回る大きなメリットがあります
ホームページ制作会社へ依頼
整体院のホームページを多数制作した実績があれば、当初イメージしていたホームページよりも良質なものが作れると期待できます。
経験を積んだプロに依頼するため高いクオリティと満足度が得られますが、その分高額になることも忘れないでください。
フリーランス・個人に依頼
フリーランスにホームページ制作を依頼する場合、基本的には価格を安く抑えられることがメリットです。
Web制作会社に依頼をすると小規模なサイトで10万円、大規模なものになると200万円もの余分な人件費がかかってしまいます。
フリーランスの場合、制作を依頼したい人を自由に選べます。
実績や制作期間、人柄など希望する条件にマッチする人に自由に依頼できるので、ミスコミュニケーションが起こりにくく、希望通りに制作が進みやすいと言えます。
ホームページの必要性と制作時の注意点について まとめ
多くのお客様にペットと過ごす喜びを感じてもらうためにも、ショップの存在を広く知ってもらうことは大切です。
ホームページを作成する際には、ペット購入を考えているお客様に信頼してもらえるような魅力的なコンテンツを制作することが重要になります。
お客様の視点に立った丁寧なホームページを作成して、実際の来店へとつなげましょう。